間々田八幡宮 令和7年12月の月替わり御朱印のご紹介です。
まず見開きの御朱印は「雪の男体山」です。
県内各所から一際高くそびえる雄大な山容を望むことができる日光のシンボル「男体山」。
2486mの標高を誇り、間々田からも雪を抱いた特徴的なその姿を見ることができます。
栃木県民にとっては、慣れ親しんだふるさとの山ですね。
ちなみに山頂付近には奈良時代から江戸時代にかけての祭祀跡の遺跡が残っており、数々の貴重な出土品から「山の正倉院」とも呼ばれているそうです。
そんな特徴的な男体山の姿を御朱印に描いてみました。
冬の日光も大変美しいですが、車で行くのは勇気がいりますね。
ぜひ、この御朱印で冬の男体山に思いを馳せてみてください。

続いて単ページ御朱印の一つ目は「冬の七種(ななくさ)」。
冬至の七種とは、冬至に食べると縁起が良いとされる7つの食材で、「ん」が2回つく食べ物を指します。これらを食べることで「運」を呼び込み、無病息災を願う風習があるそうです。
冬至の七種は以下の7つです。
①南瓜(なんきん=かぼちゃ)
②人参(にんじん)
③蓮根(れんこん)
④銀杏(ぎんなん)
⑤金柑(きんかん)
⑥寒天(かんてん)
⑦饂飩(うんどん=うどん)
昔の人は、太陽の力が最も弱まる冬至に、厄を祓い無病息災を願ってこれらの食べ物を食したそうです。
一度に食べるのはなかなか難しそうな冬至の七種ですが、もし良いレシピを発見したら是非教えてくださいね。

続いてもう一つの単ページ御朱印は「一陽来復 冬至の香」です。
間々田八幡宮の駐車場の北の斜面に柚の木があることをご存知の方も多いのではないでしょうか?
毎年この柚を手水舎に浮かべたりしていたのですが、ここ3〜4年はほとんど実が付かず寂しい状態でした。
ただ、今年は久々にたくさんの実を付けてくれまして、冬の境内に柔らかな黄色の彩りを添えてくれています。
この柚は大変香りも良く、手水舎に浮かべるだけで、ほんのりと漂う柚の香りを楽しむことができます。
冬至の七種を食べてゆず湯に入れば、きっと今年の冬も元気に乗り切れるのではないでしょうか?
お試しあれ!

■御朱印の郵送対応も行っております。
ご希望の方は、こちらからお申し込みください ↓↓↓