9月の月替わりご朱印のお知らせです。
早いものでもう9月ですね。
まだまだ暑い日が続きますが、お盆を過ぎたあたりから日差しに何となく秋の気配を感じるようになってきました。
朝夕も多少なりとも過ごしやすくなってきましたね。
さて、9月といえばやはり中秋の名月でしょうか。
今年の中秋の名月は9月25日だそうで、間々田八幡宮でもお月様のご朱印を2種類作ってみました。
まず、見開きタイプは「十五夜お月様〜お餅はつけたかな?」ということで、鎮守の森周辺で暮らす動物たちとお月様を描いてみました。
月の表面には大きな「餅をつく兎」の模様。この月の模様、韓国や中国でも兎に見立てることが多いそうです。
韓国では日本と同じ「餅をつく兎」、中国では「薬草を碾(ひ)く兎」なのだそう。
一方ヨーロッパなどでは「カニ」や「女性の横顔」。カナダでは「バケツを運ぶ少女」。中南米では「ロバ」に見立てるそうです。
人々を取り巻く自然環境や考え方によって、様々なものに見立てられる月の模様。
月は最も身近な天体のひとつとして、太古の昔から世界中の人々に親しまれてきたのですね。

そして単ページご朱印の方は「宵待草と中秋の名月」です。
名月に淡い黄色の花をつけた宵待草はよく似合いますね。
竹久夢二が詞を書き、大正時代に人気を博した歌「宵待草」。この歌により「宵待草」が広く知られるようになったと言われていますが、実は植物学上「宵待草」という植物は存在せず、「待宵草(マツヨイグサ)」が正しい名前なのだそうです。
夢二の勘違いにより定着してしまったとも言われる「宵待草」ですが、この曲の当初の楽譜には「待宵草」と書かれていたものが、途中から「宵待草」に変更されていたそうで、これを見ると「宵待草」の語感の美しさから、夢二もちゃんとわかっていて、あえて「宵待草」という言葉を使ったのかもしれませんね。
夕方になると開花し、朝にはしぼんでしまう「宵待草」。
秋の夜長に、夢二の儚い恋に思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。

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