2014年3月の投稿俳句・短歌
水温み 池の住人 甲羅干し 祐 渡良瀬の 朝立つ野辺の 末黒かな 利 目借り時 詮ないことに 時わす...
水温み 池の住人 甲羅干し 祐 渡良瀬の 朝立つ野辺の 末黒かな 利 目借り時 詮ないことに 時わす...
初春や 結界土俵 子らの声 多美子 墨堤 風ゆるやかに 山眠る こいそ 日一日と 緩む寒さを 惜しむ...
朝ぼらけ カメラ持ち出し 雪を踏む 孝和 春誕生 内孫待つ身 おなじ干支 松子 お年玉 御礼にも...
初春や 仰ぎて二拍 大根注連 道心 木枯しに 木の葉舞い散る 社かな こぼり 金婚の 大河を渡り 去...
かもとこい 見に来たカメは もう冬眠 あかね 紅葉の ふるさと信濃 雪かぶり 松子 龍門の 千古の流...
こま犬の 秋の社を 守りおり 洋子 久々に 参る社の 肌寒さ まさこ 昼さがり 妻と香るは 金木犀 ...